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和歌山会場「遺体感染管理士認定資格養成講座」レポート

和歌山会場「遺体感染管理士認定資格養成講座」を終えて

2026年5月31日、和歌山会場にて「遺体感染管理士認定資格養成講座」を開催いたしました。
当日は、看護師、介護福祉士、納棺士の方々6名の受講者と1名の聴講者を迎え、少人数ならではの落ち着いた環境の中で、学びの時間を共有することができました。
兵庫県、岡山県、北海道から、ご参加いただきました。

今回は、新テキスト『感染予防対策上の死後ケアおよび遺族ケア』を用いて、死後処置における感染予防対策をはじめ、死後ケア、遺族ケア、スキンケア、実習を交えながら講義を行いました。
死後ケアの講義では、死後処置の手技の解説と技術動画をご視聴いただきました。
遺族ケアの講義では、故人のお顔を整えるための基礎的スキンケア技術の動画も、ご視聴いただきました。

その中でお伝えしたのは、“きれいに整える技術”そのものよりも前に、「ご遺族は、故人をどのようなお顔で送りたいと願っておられるのか」
そして、その方にふさわしいお顔とは何か、という視点の大切さです。
私は、長年ご遺族に向き合い続け、その答えを模索してまいりました。
そして、その答えを、ご遺族から学ばせていただきました。
大切な方を亡くされた直後、多くのご遺族は、「どのようなお顔を望んでいるのか」を言葉にはされません。
けれど、ご遺族にとってふさわしいお顔とは何か――その答えは、言葉にならない心情の中にこそあるのだと感じてきました。
死後ケアは、単に処置を行うことではなく、故人とご遺族の背景や心情に向き合いながら、「どのようなお別れを支えるのか」を考える営みでもあります。

受講者の方々からは、
「想像以上に深い内容だった」
「死後処置時の感染予防対策を考えたことが無かった。とても勉強になった」
などのご感想をいただきました。
また、今回は近隣県からのご参加も多く、遠方より和歌山まで足を運んでくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
今後も、「人の最期にどう向き合うのか」を大切にしながら、実践と倫理の両面から学べる講座を続けてまいります。

【左】
テキスト:『遺体に携わる人たちのための 国際標準の感染予防対策及び遺体の管理』
ISBN978-4-87066-170-7 C3047 ¥7000E
ICHG研究会編

【右】
テキスト:『感染予防対策上の死後ケアおよび遺族ケア』
ISBN978-4-9914695-0-3 ¥4000E
橋本佐栄子

実習風景

実習風景

スキンケアの手技

講師 橋本佐栄子

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